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【FM通信】トイレのリアルタイム計測ツールが必要な背景と導入メリット

FM通信では、海外のFM(ファシリティマネジメント)に関するニュースを1本取り上げ、要点と考えたことをお伝えします。

当エントリの最後では、建築実務者に役立ちそうな英語表現をニュースから拾って紹介しています。

ファシリティマネジメントとは?

企業、団体等が組織活動のために、施設とその環境を総合的に企画、管理、活用する経営活動(『JFMA(2018)公式ガイド ファシリティマネジメント』より)

今日のニュース

facilityexecutive.com

ファシリティ管理ソフトとして、トイレの清掃やディスペンザーの在庫をリアルタイムで計測するツールを用いる必要性の背景と、ツール導入時の効果が解説されています。

オフィスに欠かすことのできないトイレ。その快適性は働き手の満足度やオフィスへの愛着に関係しており、そういった背景からもトイレのメンテナンスは重要といえます。

日常的なトイレのメンテナンスとしては、設備機器を清潔に保つための清掃や、トイレットペーパーやソープディスペンサーなどの補充・在庫管理が挙げられ、トイレに特化したファシリティ管理技術を導入することでそれらのメンテナンスを効率化することができます。

具体的には、

・トイレ備品の在庫確認に関わる余計な工数を削減できる

・清掃頻度の高いトイレの割り出しと、清掃スタッフの適正配置ができる

・清掃の効率化によってメンテナンスコストを低減できる

などのメリットが挙げられます。

SO WHAT?

オフィスビルの設計時には、想定される社員数に対して適正なトイレの面積や便器の数がされます。

しかし、実際に使用を開始すると、フリーアドレス化やより多くの社員を収容したいという意図のもと行われたレイアウト変更により想定以上の社員がオフィスに在籍することが少なくありません。

そういった状況で、トイレが混み合うなどの弊害が発生することがありますが、便器を増やすなどハードで解決するのは難しいもの。

そこで、トイレに特化したファシリティ管理ツールを使うことで、備品の在庫切れや適切な清掃頻度を実現し、ユーザーである社員の満足度は改善、もしくは維持ができそうです。

FM視点でいえば、日常的な(時に面倒な)タスクの工数削減により中長期的なFM計画の策定に時間を注げる、メンテナンスコストが浮いたぶんで社内イベントの開催して社員満足度を上げられるなどのメリットが考えられます。

今日の英語表現

in need of attention … 注意を必要としている

derived from 〜 …〜に由来する

inventory cost …在庫費用