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Architecture and Things

アイルランドワーホリ中の部屋探し方法と、良い物件に出会うコツ|ダブリン

こちらの記事はダブリンをはじめとしたアイルランド国内に長期滞在する方向けの記事となります。

 

近年、アイルランド国内では家賃の高騰やそもそも部屋が少ないという理由から、部屋探しが年々難しくなっています。

アイルランドに長期で住んでいる方でさえも部屋探しは難しいという現状で、特にワーホリで初めて現地に来た方にとって部屋探しは大きなハードルになっているようです。

そんなハードルが少しでも下がるように、この記事では部屋探しの際に使うべきウェブサイトとコツ、僕の経験を書き残しておきたいと思います。

 

アイルランドの部屋探しならこれ!最もメジャーな「daft.ie」を使う

部屋を探すならとりあえず「daft.ie」と言われるほど多くの方が使っているもの。現地では不動産売買などにも使われているサイトですが、部屋探しにおいても多くの方が利用されています。

探し方はいたってシンプル。トップページから「To Rent」を選択し、部屋を探したいエリアと部屋のタイプを入力して「Search」ボタンを押します。

その先の画面からは家賃の予算や、その他の細かな条件を絞る追加検索(Searchボタン下にある「Advanced Search」というもの)を行うことができます。

この追加検索を行わないとかなりの量の部屋候補があがってしまうので、ご自身の条件に合わせて適切に絞っていきましょう。

daft.ieで部屋を探すときのコツ3つ

1. エリアは絞りすぎない

圧倒的な治安の良さとダブリン中心部へのアクセス、カフェの豊富さなどから、住む場所は「Dublin 6」がお勧めなのですが、まずは候補を増やすためにエリアは絞りすぎないことをお勧めします。

また個人的にはダブリン市内を渡るリフィー側の北側エリア(Dublin1,3〜などの奇数番号)はお勧めしていません。ダブリンでは少なからずティーンエイジャーによるアジア人への差別の話がありますが、北側ではそういったティーンエイジャーが多く、嫌な思いをする機会が増える可能性があるためです。そもそも街の雰囲気が好きじゃなく、犯罪率も高め。人により選択の仕方はいろいろあると思いますが、僕ならば絶対に住みません。

まずは「Dublin2,4,6,6w,8,10,12,14」あたりのエリアで部屋探しを進めると良いでしょう。

 

2. とにかくメールを送りまくる

良い候補があったとしても、まずは部屋の内見(ビューイング)に行けなくては意味がありません。部屋の競争率が高いこともあり、部屋のオーナーから連絡が返ってくることは多くないため、まずは手当たり次第にメールを送るのがお勧め。

僕の場合は、自分の人柄をちゃんと表現したメールの定型文を作り、それを気になった部屋のオーナーにとくかく送りまくっていました。

送りすぎて、オーナーから返信がきたときに「あれ、これってどういう部屋だっけ…?」となることもしばしばですが、そのときに「やっぱりこの部屋は違う」となればそのまま放置(オーナー自身も、誰にメールを返して誰から返信がきていないかなんて気にしていません。)。気になる部屋であればそのままビューイングの日程調整に入るという流れです。

参考までに僕が送っていたメールの定型文を掲載しておきますので、ご自分の情報にアレンジをして有効に使ってください。

ポイントは、基本的に相手の日程に合わせる姿勢(オーナーは多くの申し込み者のビューイング日程を組むのに大変であるため)、自分は何をしている人なのかという基本情報を忘れない、日本人のイメージを有効に使う(アイルランドでは日本文化の人気が高く、日本に対するイメージは悪くありません)あたりのことに気を遣っています。

Hi, ◯◯◯
My name is Yuki from Japan. If it's possible, I would like to go to a viewing when you are free.

I'm male, 28 yeas old. I worked as an architect and architectural photographer in Japan. Now, I'm working as a photographer for a language school.

My favorite pastime is watching movies, reading books, and cooking. (Of course, Japanese foods.) And I'm a tidy person!
Please let me know if I could have a chance to see your flat.
Kind Regards,
Yuki

日本食作れますアピールが凄いですが、料理は苦手(むしろ嫌い)です。

 

3. ビューイングでは聞き漏れのないように

実際のビューイングで聞くべきことはしっかりと準備して臨みましょう。

家賃の認識に間違いがないか、どういった支払い方法になるのか、どんな国籍の人たちが住んでいるのか…など聞きたいことはノート等にまとめておくと落ち着いてビューイングできるはず。

ちなみに当日聞き漏れてしまっても、後からメールで確認できることが多いのでそれほど不安になることはないと思います。

 

意外と返信が多い、Facebook上の部屋探し用ページを使う

Facebook上にもいくつかの部屋探し用のページがあります。主要なものは以下の2つ。

・The Ideal Flatmate Dublin
・Flatmate Dublin

部屋を出るために次の住み手を探している方たちにより、ほぼ毎日、新しい部屋が上がっています。

利用してみて感じたのはdaft.ieよりも返信率が高かったということ。お互いの人となりがプロフィールでも確認できるというFacebook特有の安心感があるのかもしれません。

僕は前述のメール定型文を使用して、フェイスブックページでも部屋探しを行っていました。

注意点としては、投稿された情報がざっくりであることが多いので、投稿者に部屋の詳細を確認しなくてはパターンがよくあることと、治安の良いダブリン南側エリアの情報が少ないことが挙げられます。

したがって、「daft.ie」との併用で部屋を探すことをお勧めいたします。

 

日本人同士という安心感、アイルランド在住日本人専用「MixB」を使う

MixBといえば海外在住の日本人コミュニティを支えるウェブサイトですが、アイルランド版もあります。部屋を探すためのコーナーも設けられており、いちばんのメリットは日本人同士でやりとりができるという安心感でしょうか。

物件数は少なめですが、部屋探し中に毎日チェックすることで好条件の部屋が不意に現れることがあります。

ちなみに、「MixB」は物の売買や職探しにも使えるので便利である反面、職探しページではいわゆる「海外ノマド!ノートパソコン1台で稼げます」系の詐欺に近い募集も見受けられるのでお気をつけください。

(そういった投稿をされる方へ。若い方の素敵な芽をつぶすことは絶対にあってはなりません。くだらないことに人を巻き込むのは、とてもダサいことだと僕は思います)

 

僕の場合はこんな感じでした

参考になるかは分かりませんが、自身の体験談をまとめておきます。

僕の場合、部屋探し期間としてはトータル1ヶ月と1週間を要しました。当初3週間あれば良い部屋に出会ってビューイングをし、引っ越しまで終えられるだろうと考えていたので、想定よりも時間を要したことになります。

基本的に運とタイミング次第なので、人によると思いますが余裕はみたほうが良いと感じました。

使用したサイトは今回紹介したもの全て。まずはdaft.ieで気になる部屋のオーナーにメールを送り、並行してFacebookもだいたい毎日チェック・気になったものがあれば連絡ということをしていました。その結果としてビューイングには、daft.ie経由で4件、Facebook経由で2件行きました。あまり焦りはなかったので色んな部屋を見たり、多様な国籍の方たちと会えて楽しかったことを覚えています。

そうこうしているうちに自分の想定していた部屋探し期間を過ぎてしまい、当時滞在していたホームステイ先の滞在期間を2週間延期して、引き続き部屋探し。

そんなときにたまたま見たMixBの部屋探しコーナーに更新したての部屋があり、確認したところ好条件。さっそく連絡をし、翌日にビューイングをしその場で即決という流れでした。

部屋のカビが酷かったこととベッドがないことから、シングルルームで240ユーロ/月という安いお部屋だったのですが、検証したところカビは内装をいじってメンテナンスに気をつければ改善できる間取りだったことと、ハウスメイトがマットレスをくれるということだったので前述のデメリットは特に気になりませんでした。

決して広い部屋ではありませんが、ハウスメイトがたまにパンを焼いてくれたり、1階に住んでいるご家族に赤ちゃんが生まれて見るたびに幸せになったりしているので、僕が大切だと思うのは「どこに住むかよりも、どんな人たちと住むのか」ということ。思い出は、好きな人たちと作りたいものです。

 

以上、アイルランドでの部屋探し方法と、良い部屋に出会うコツについて経験を交えて書かせていただきました。

これからアイルランドに長期滞在される方、すでに滞在されている方にとってお役に立てば幸いです。