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20代の目線で伝える、新社会人の君に知ってほしい5つの大切なこと

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こんにちは、タナカユウキ(@y_tanakarchi)です。

今日、新しく社会人になった方へ。まずは、おめでとうございます。

近頃では、一般企業に勤めることの良し悪しとか、新卒でフリーランスになった方の記事が大きく取り上げられたり、いつにも増して「働き方」を真剣に考えさせられるような機会が増えました。

どんな「働き方」が良いかどうかについての答えは十人十色であるという前提のもと、まずは今まさに選んだ道で実験してみるしか最善策はない、というのがぼくの持論です。「同年代のすごい奴」の生き方を羨ましく思うこともあるでしょう。しかし、それをそっくり真似をすれば幸せか、それが自分にとっての正解かどうかは別の問題です。方法としては、今まさに進み始めた道をとりあえず歩いてみて、まずはそれが自分にとっての正解なのかどうかを探っていくしかありません。

ここで1つ大切なのは、どんな働き方を選んだとしても「これだけは本当に忘れちゃいけないよなぁ」ということは共通しているということ。自分にとっての正解を見つけるということは想像以上に大変です。常に、自分は本当にゴールにたどり着けるのかという不安との戦いです。そんななか、これを芯にして取捨選択をしていれば、自分にとっての正解にたどり着くことができるという5つのことを、ここに記しておきます。

常に正直であること

感謝とお詫びの気持ちは必ず伝えること

答えは自分の頭のなかになくても大丈夫だということ

今日から半年間で「こうなりたい人」を見つけること

自分が欠けても問題ないということを知っておくこと

ひとつひとつ、丁寧に説明する前に、ぼく自身のことを少し話します。

ぼくは20歳のとき社会人になりました。新卒でそれなりの企業に入り、転職も経験しました。その数年間では、恐いおじさんに灰皿を投げられたり、たった5分の話を聞いてもらうためだけに雨のなか半日佇んでいたり、休日の日中は学校に通いながら授業が終わり夜になれば会社で仕事をしたりと、「まぁ、死ななければOKかな」という期間もありました。この期間で培ったものは今の考え方や生き方の基盤になっています。今はがらっと環境が変わり、新たな学びを得る楽しさを体いっぱいに感じていますが、今年の年末にはまた新たな環境で挑戦をすることを決めています。

これは自分の身になるぞと感じたことや、今よりもっと楽しそうなこと対して貪欲に生きており、自分にとっての正解を今まさに探しているといった状況です。ですが、今回の5つのことを軸にしていることで回り道はしていないことを確信しています。

ということで、回り道をする方が少しでも減るようにという思いのもと、この記事を書いています。それでは、ひとつひとつご説明をします。

常に正直であること

自分の道を振り返ったとき、その道が間違っていなかったかどうかを決めるのは自分自身です。その判断基準はなかなか難しいところですが、間違いなくいえるのは「いかに嘘がなかったか」ということは絶対であるということ。どんな大きな仕事をしたとしても、人に褒められたとしても、それを振り返ったとき、嘘をついた自分がいればそれはもう誇れるものではありません。素直じゃない自分がいれば、正しくなかった自分がいれば、正直を貫くことができなかった自分がいれば、それは後悔にしか繋がりません。

その場を取り繕って、正直でいられなかったことが、のちに自分の首を絞めていくことをどうか忘れないでいてください。そして、間違いをおかしてしまったときは正直に伝えることで、最終的にどれだけの新しい道が開けるかということを心に留めておいてください。

感謝とお詫びの気持ちは必ず伝えること

ひとたび社会に出れば、主張することが常に求められますが、ぼくは声をあげて主張することが必ずしも大切とは思っていません。なぜならば、声をあげないことこそが主張になることもあるからです。加えて、主張することは少なからず労力を伴うものであり、その少しの労力をかけるのも無駄な相手がたしかに世の中にはいるからです。

しかし、そのなかで、いかなる場合も自ら伝えなくてはいけないのは、感謝をするときの「ありがとう」と、お詫びをするときの「ごめんなさい」です。このふたつは、敢えて声に出さなくとも伝わるものだと思ってしまいがちです。特に当事者になるとそう思いがちです。多くの方が、幼い頃に教わった「ありがとう」と「ごめんなさい」という自分の気持ちを伝える言葉が、自分も含めた周りの人たちをどれだけ救ってくれるのかということを必ず覚えておいてください。

答えは自分の頭のなかになくても大丈夫だということ

新しい道に進め始めたとき、その道に関する知識は全て自分のものにしてやろうと意気込みます。それはとても素晴らしいことで、その頑張りを止めるつもりはありません。ですが、自分自身でものにできる知識には限界があり、自分の頭の中だけでは答えにたどり着けないということがこの先に何度も訪れます。

そのとき大切なのは「どこに答えがあるかを知っている」ということです。場合によっては「誰が答えを知っていそうかを知っている」とも言い換えられます。例えば、建築士は建築の法律全てを頭に叩き込んでいるわけではありません。しかし、その課題の答えは法令集のどのあたりに書いてあるかを知っています。例えば、どんなクライアントの要望も叶えるあの人は、自分の力だけで太刀打ちできなくなったときに、誰に相談をすればそれを乗り越えられるかということを知っています。

「自己解決できるようにならなければ」と意気込むよりも、「どこに答えがあるのか・誰が答えを知っていそうか」ということを知っておくという目線を大切にしてください。それは、コミュニケーションの入り口でもあり、自分を苦しめないための第一歩です。

今日から半年間で「こうなりたい人」を見つけること

今日から半年後、まわりを見渡した時に「この人たちみたいな人生を送りたくないなぁ」と思っているとしたら。その環境はすぐに離れるべきです。自分が心から「こうなりたいなぁ」と思える人に出会えるかどうかは、その道が自分にとっての正解かどうかを知るための重要な指標になります。

具体的な目標がないと進むことができないのは、仕事も人生も同じです。仕事であれば、納期とか報酬のようにそれなりの目標が設定されていて、ゴールは目指しやすいでしょう。しかし、人生となるとその目標設定が難しくなりますが、その目標は「人」にすべきです。はじめは真似をすることからのスタートで構いませんが、目標とする人の生き方を知り、自分の生き方に取り入れていくことが何よりの近道です。

よって、自分の人生の目標としての「こうなりたい人」に出会えるかどうかは、自分にとっての正解にたどり着くまでの時間の長さを大きく左右します。そして、その目標となる人は、一人でなくても良いしころころ変わっても構いません。ただし、その人が自分のコミュニティの外で活動している人であれば、今とは別の環境に移ることを考えるべきです。このように「こうなりたい人」の居るポジションや、そもそも「こうなりたい人」がいるのかいないのかということが、分かりやすい指標であるということを忘れないでください。

自分が欠けても問題ないということを知っておくこと

いざ、別の環境に移ろうとしたとき、「今自分がこの環境から離れるとまずいんじゃないだろうか」という気持ちになることもあるでしょう。一定の仕事を数ヶ月・数年もやっていれば、それがまるで自分にしかできない仕事であるようにも思えてきます。しかし、それはもれなく勘違いであるうえに、飛び立とうとする自分への足かせにもなり得ます。

仮に1人の人間が突然いなくなった瞬間に、経営が立ち行かなくなるような会社なんてとっくにつぶれています。フリーランスであったとしても、それは同じです。その穴には必ず代わりになる人材が補填され、全く同じとはいかなくとも同等レベルの実績を上げて再びその歯車は回りだします。

自分が欠けても全く問題ないということを知っておくこと。これが、どれだけ自分の気持ちを軽くし、その足かせがあるのか・ないのかということが次の一手を鈍らせるのかということを覚えておいてください。

 

少し長くなってしまいましたが、以上が、新社会人となった君に知ってほしい5つの大切なことでした。まだ、君と目線を合わせやすい20代の立場から。最後にそんな君に読んでほしい一冊の本も残しておきます。

しごとのきほん くらしのきほん 100

▶︎しごとのきほん くらしのきほん 100

 

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